情報におぼれていた時
情報を整理し分類することが好きです。 これまで仕事の大半はこの情報整理が役に立ってきました。 ホームページの制作をやっていた頃は、クライアントの出す資料、要望などをヒアリングし、ページタイトルを順につなげる階層図を書くことで、クライアントとの意識合わせができる。この情報整理に興味を持ったのはいつ頃なのだろうかと考えると、2001年に発刊された「それは情報ではない。」というリチャード・S・ワーマンが著した書籍にさかのぼる。その本を読む前までは、溢れる情報にもがきながら整理し仕事していた。積まれた資料と、書きなぐったメモ、それらを徹夜で切り貼りし提案書を作っていた頃が懐かしい。
情報整理は一種のスキル
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この本はたまたまMdNを読んでいて目に付いた。早速購入し、和訳の読みにくさがあった。
しかし情報整理に関する記述は、これまで暗中模索していた資料まとめに光が差し、現在に至る。
LATCH-5つの究極の整理棚
情報を分類する手段は、いくつもあるわけではない。「位置」「アルファベット」「時間」「分野」「階層」の五つだけだ。この五つは、家の整理棚から多国籍企業まで、ほとんどあらゆる場面での情報分類作業に応用できる。年次報告、本、会話、展示会、案内板、条約、それに倉庫の整理にだって使うことができる。いくつもの規則があって、まずその規則を覚えて作業をする。これって結構つらいです。 しかし情報を整理するには、五つの手法を覚えるだけでよいのです。
位置(Location) ― 地図にまず落としてみることも情報の整理になる。各支店の売上高を地図上に落とし込むことで、商品の売れ行きの地域差が把握できる。かつて「探偵ナイトスクープ」という番組で「あほばか地図」というものを作っていた。視聴者から寄せられるそのような言葉を色分けし地図に落とし、地域差をビジュアルに見せる。非常に説得力があった。
アルファベット(Alphabet) ― 一番目にする整理方法かな。日本では「あいうえお順」。電話帳がいい例。
時間(Time) ― 時系列に情報を並べるのはこれ。歴史の年表や、運動会のスケジュール、そいやこのブログってやつも日記を時系列に並べている。
分野(Category) ― 品物の分類がこれにあたる。スーパーの商品は生鮮食品や生肉、卵、お菓子まで分野ごとに棚に並べる。この分野は同程度の重要性をもつものを分類するのに適しており、これらは数字を振るより、色を使って色分けすると効果的である。
階層(Hierarchy) ― 程度によって分類するのがこれ。大小、高い安い、重要性の序列など。数値や単位によって程度の大小をはっきりと示すことができる。
無意識に
実は我々はこれらの分類を無意識にやっている。CDやDVDのコレクション、本、さらには洗濯物にいたるまで。ただひとつ、そうした分類行動のなかでハッキリ自覚できるのは、それさえしておけば、後で情報を探し出すときのイライラが多少なりとも解消されるという点だ。それが情報ならばなおさらだ。むむ、そのとおり。。。イライラは少ないほうがいい。ましてや日常使うものだと特に無意識になってしまうのだろう。
私たちが混乱するのは、異なる分類方法がごちゃ混ぜになってしまったときだ。情報はどれも正しいのに分類の方法がばらばらで、そこに気付かないまま、大きさと、地理的位置と、分野をいっぺんに説明しようとしてしまった、そんなときだ。情報の構造と分類を理解することで、私たちは、その情報から価値と意味を引き出すことができるのだ。
分類方法がわかれば次に見えるもの
ごちゃ混ぜになった情報をある一定の基準で整理するときっと見えてくるものがある。この見えてくるものがないときは、別の整理方法を実施すればいい。また見えてきた一つの予測や結果だけではなく、別の分類によって得られる予測もまた新しい発見となってきっと役に立つに違いない。こう自分に問うてみよう。「この情報はどこから見たらいいのだろうか?」「ちょっと離れたほうがいいのか?」「そうしたら、全体が見えるようになるのだろうか?」「前後の繋がりをみたほうがいいのだろうか?」「もっと近づいて見たら、最初の印象ではわからなかったものが発見できるだろうか?」「細かい部分がよく見えるようになるだろうか?」よく視点を変えてみてみるってのがこれかな。1点についてじっと考えて結論が出ないのであれば、いったん第三者になってものを見たりする。この視点の切り替えを無意識に実施できるようになれば、きっと無駄な時間を減らし且つ有効な結果を手にすることができるはずである。
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