大猫平(1870m)

tomoaki (2010年7月20日) | コメント(0)

最初は未だ残っているかもしれないニッコウキスゲを見に、白木峰に行く予定だったのだが、直前に自宅でケガをしたとのことで、予定を変更。
8月の2泊3日の立山登山に向けトレーニングを前提に候補地を探す。私がいつも参考にする本が、「改訂版 富山県の山」。パラパラめくって今回は大猫山(2070m)に決める。登山口からの急勾配で一気に約1000mも登る。

前日は子供の野球の保護者会があり、終わった後みんなで暑さを忘れる泡の出る水を飲み干すも、熱帯夜で十分な休息が出来ず朝の4:00過ぎに目を覚ます。準備を終え、家を出発し剣岳の早月尾根登山で有名な馬場島キャンプ地に着く。既に多くの登山者か車が沢山ある。
大猫山の登山口は、馬場島からブナグラ谷方面へ川沿いの砂利道+コンクリート道を走る。しばし走ると行き止まりとなる。既に車は5台ほど止まっている。このブナグラ取水堰堤は、大猫山の他に猫又山(2378m)や赤谷山(2260m)の駐車場にもなっている。車を置き板で作られた橋を渡り、しばし歩くと大猫山の登山道を発見。

さぁと茂みの中に入っていくが、予想通りいきなりの急勾配。これまで勾配といっても2本の足でしっかり歩ける。今回の急勾配は足元が未だ枯葉で覆われていたり、手も使わないと登れない箇所も多数あり、直ぐに息が上がってしまう程。未だ早朝ながら梅雨明け後の猛暑も響き、かなり遅いペース。2組ほど抜かされてしまい、途中で割り切り20m程登っては休憩する。


途中こんな大きな立山杉もありの、


こんな岩をロープ1本で降りたりしながら、1500mを超えると、


こんな大きな屏風岩が前に現れ右から迂回し、


こんな岩場を登り笹をかき分けると、そこには平らな別天地、「大猫平」が広がる。



まさに別天地。大小様々な池が点在し、残雪もあり直射日光さえなければ最高の休憩地。植物も豊富でいろいろな花を見つけた。


イワカガミとか、


チングルマ、


タテヤマリンドウなどなど。

で、見上げると大猫山?が見える。

さて、この気持ちのいい大猫平の雪の上で遅すぎる朝食を取り、さぁ大猫山を目指すか~と腰を上げるも、足は既にガタガタ...水も残すところ500ml、日差しはかなり厳しく、思うように気持ちが乗らない。一人山登りの鉄則、気持ちが入らないときは無理しない!に則り、今回はここでダウン。下山した。案の定急勾配を降りるのは一苦労。膝が笑い事でないくらいに笑い出し、やっとの思いで登山口まで降りてきた。ちょうど水もなくなる。

正直山を目指す者にとっては屈辱と言える途中下山。私の場合はトレッキングの延長で、綺麗な景色と植物に出会えればそれで満足!
さて、この登山道、ところどころで景色がいい。特に剣岳がいつも見え陽が登るのと同時にいろんな表情を見せてくれる。


逆光ではあるが剣岳の存在は大きい。右下に続く尾根が早月尾根。この早月尾根の向こうに見えるのが別山(2888m)か。



大猫平でも剣岳はばっちり見える。


台形の山は多分奥大日岳(2611m)。その左のポコンと出ているのは浄土山(2831m)

今回の山登りで出た課題は、急勾配登りでのペース配分と水分補給。約800m程の登りで無くなった水は約1リットル。大猫山山頂までだったら軽く4リットルは持って来るべきであった。

いよいよ8月は富山市役所から立山山頂まで徒歩で登る。何度も山へは行けないだろうから、平地でのウォーキングによる慣らしが必要かな...

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